こんにちは。薬剤師コーチの関口詩乃です。
このお話は「札幌マルヤマンとコーチングと私」
第1章:円山動物園に行くまでの経緯:(1) 、(2) 、(3) 、(4) 、(5) 、
第2章:円山動物園で見たこと:(6)、(7)、(8)、(9)、(10)、(11) 、
第3章:講演実現まで:(12) 、(13)、(14) 、(15)、(16) 、
第4章:講演準備:(17)、(18)、(19)、(20) 、(21) 、(22) の続きです。
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そして当日。
受付メンバーに後藤田コーチのことを念押しし、「何かあったら関口を呼んで下さい」と伝えた。
実は最前列に座ってほしいことを、後藤田コーチには何も伝えていない。
だまし討ちのようで恐縮だが、事前に伝えたら絶対に固辞されそうな気がしていた。
一方、会場設営をしながら、施設(ホール)の担当者に、
S「空調の効きにムラはありますか?」
S「このあたりの席は、風の通り道なったりしませんか?」
と、念のため確認。
ご本人が好きな席に座ったのであれば、「寒い」「暑い」と思えば自由に席を移動できる。
しかし、こちらが席を指定した場合、相手が途中で自由に席を変わる事を難しくさせてしまう。
更にどうやら「席が寒い」等のことは積極的におっしゃるタイプの感じではない。
むしろ、誰にも言わなそう。。。
SNSをチェックする中で、後藤田コーチのご体調が万全ではない可能性がある記載を見つけ、ちょっと神経質になっていた。
「会場に着いたらお電話ください」と言ったにもかかわらず、北川さんからの電話に気づかず直接来場させてしまったり(←ごめんなさい)、他にも起きがちないろいろなことはあったが、なんとか開場し、お客様が入り始めた。
(↑当日の円山動物園ブース)
そして、予想通り、受付メンバーからの
「関口さん、後藤田コーチが関口さんにお会いしたいそうです」
・・・そりゃそうだ。
まずは、はじめましてのご挨拶。
後藤田コーチ、とても紳士的
そして早速、
G「私はこのような席で聞くのは正直遠慮したいのですが…」
と、辞退のお申し出。
予想通りだ。
はっきり言って、こちらの都合でしかない。
3つの理由 のうち、2,3に関しては、後藤田コーチにとってはただの迷惑だ。
お気持ちはよく理解できる。
だが、ここで「そうですか」と言ってはいけない。
そして私も、決して打算だけで決めたわけではない。
S「北川さんにとって、この会場で親しい人は後藤田コーチしかいないんです」
S「知っている人(しかも多分親しくて好きな人)の顔が目に入ることで、北川さんは絶対安心できます」
S「北川さんを応援すると思って、ここに座っていただけませんか」
これも、本心だ。
・・・後藤田コーチ、折れて最前列に座ってくださった。
ありがとうございます!
控室の北川さんに後藤田コーチが来場されていること、最前列中央付近にお座りいただいたことを伝えると、「話の中で紹介しようかな」とつぶやく。
さて。
そろそろ開始時刻だ。
1年前、2014年のカンファレンスは、割り当て業務の関係で、当日はほとんど聞けていない。
今回、「北川さんの講演だけは聞く」と、だいぶ前から言ってあった。
(「わかったわかった」と周りがあきれるほどだった)
その甲斐あって(笑)、ここからの自分の役割は演者帯同にしてもらい、演者と共に会場の中に入った。
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