どうすれば児童養護施設のボランティアができますか?

こんにちは。薬情報コンサルタントの関口詩乃です。

先日の子ども科学実験の記事の中で「児童養護施設でボランティアをしている」ということを書きました。

この件で、ときどき質問を受けます。

ひとつは

「なぜ、児童養護施設でボランティアをしてるのか?」

そして

「実際、施設で何をしているのか?」

更に

「どうすれば、そういう施設のボランティアができるのか?」

です。

今回は3つ目の問い「どうすれば児童養護施設でボランティアができるのか?」
をご紹介します。
(残りの2つは、またの機会にお話ししますね)

児童養護施設では、遊ぶ、勉強する、見守る、教える、作る、等々、いろいろなボランティアが活動しています。

一般に、ボランティアとして関わる場合、いろいろな形態があります。
私が知っているのはこの3つです。

 

1) NPO法人を通じて関わる

キッズドア(首都圏)やカコタム(北海道)など、児童養護施設等の各種施設に学習ボランティアを派遣したり、無料塾や居場所づくりなどこどもの支援を行っているNPO法人があります。

ボランティアをする人はこれらのNPO法人に問い合わせ・参加して、そこから施設に派遣されることになります。

 

2) ボランティアセンター、社会福祉協議会を通じて関わる

例えば東京都であれば、東京ボランティア・市民活動センターの情報サイトから、ボランティア募集情報を検索でき、その中にが児童養護施設のボランティア募集も含まれています。

 

3) ボランティアを直接募集している施設に関わる

ホームページ等で直接募集をしている施設もあります。
インターネットで検索すると見つけることができます。
直接募集は行わないと明記している施設もありますし、この辺りは施設側の方針によります。

 

因みに、私は3)の直接募集からボランティアを始めました。

もともと、知り合いの専門家から、比較的通いやすい場所でボランティアを直接募集・受け入れしている施設を紹介してもらった、ということが一番の理由です。

それと、自営業者のため、日程があらかじめ決まっているものへの応募はハードルが高かった、という事情もあります。

あと、NPO法人さんの場合、学生・若い社会人のイメージが強く(前川さんの話から、そうでもないんだなと、認識を改めましたが)、自分、若くないしなぁ…と思ってしまったところもあります(^^;

 

一方で、コーディネーターや仲間がいない中で始めることへの不安もあったことは確かです。

その辺りについては、1)のNPO法人さんは、慣れてるし、フォローもいいなぁという印象です。

 

結局、

・やると決めて
・連絡して
・日程や内容を決める

だけなんですよね。
何でもそうですが。

 

私も最初に話を聞いてから実際に関わるまでに2年くらいかかっています。
それでも気になり続けてるならやってみようと思ったに過ぎません。

 

世の中にはいろんな大人がいる、というサンプルになるだけでも、価値がありますよ(^^)

 

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