こんにちは。
薬剤師コーチの関口詩乃です。
「人はどのくらいスキルを、まるで生まれたときから持っていたかのように自然に使えるようになるんだろう?」
前回、コーチング解体新書のことを書きましたが、その際にこんな疑問がわきました。
目を合わせたり、
相手の思考を深める相づちをうったり、
うなずいたりハンドサインをしたり、
相手に対して、意図的・自覚的に使うことで、よりパワフルな関係性を築けるスキルがあります。
コーチはもちろん、薬局や病院で患者さんの相談を受ける立場にある人が、これらのスキルを使えると、患者さんの役に立つだろうな、と思います。
でも、これらのスキル、学んだからすぐうまく使えるわけでもないですよね。
例えば、、、
継続は力
あなたの上司が「コミュニケーション研修」「患者対応研修」などで、これらのスキルを学んできたとします。
翌日、研修成果を試すべく、早速使っているんだろうけど。。。
部下のあなたにとっては
「わざとらしい!」
「うざいっ!」
なんて思ったこと、ありませんか?
もちろん、何もしない上司よりも、試してみる上司の方が、100億倍素敵です。
でも、あなたにとっては、とてもわざとらしく感じて、かえって話しにくい。
上司だってわかっています。
そんな中、「やっぱり俺はダメだ」とめげるのも人間ですが。。。
それでも続けていくと、いつしか、
スキルが磨かれ、センスが磨かれ、
あたかも
「昔からそんなふうに良質の関係性を築ける人」
だったかのようになっていきます。
ふるまいは意図的に選び、磨くことができる
先日のコーチング解体新書の後、参加者のAさんが
「西田コーチのふるまいは、天然なのか、スキルなのか」
「天然であれは、普通ないよなって思うけれど、スキルとして学んで、あれだけ身に付くものなのか」
という趣旨の感想をおっしゃってくださいました。
疑問はよくわかります。
素質、というか、望む振る舞いと現在の振る舞いが似ていれば、近づく距離が少なくてすむ分、習得が早いでしょう。
西田コーチの振る舞いは、たしかに、もともとの素質もあると思います。
しかし、明らかに意図的な部分がある。
自覚的に使えるものは、鍛錬の結果です。
同時に、スキルが自然な振る舞いになるには鍛錬です。
しかし、だからこそ、人は、
「ふるまいを選び、磨くことができる」
「自覚的に使える振る舞いは、よりパワフル」
は真実だと確信しました。
患者さんと向き合う医療人も、そんな振る舞いをするようになったら、
患者さんが医療ともっといい関係を築けるようになる。
振る舞いを選び磨けるのならば、そんな関係も実現可能だと、勇気づけられました。
PS
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