こんにちは。
薬情報コンサルタントの関口詩乃です。
先輩コーチ、ふっちゃんこと石谷二美枝さんのブログ
が目に入りました。
子育てコーチは
カウンセラーみたいな
コーチみたいな存在と定義してて
要するに
話しやすいおばちゃんになろうよ!
ということなのですが、「話しやすいおばちゃん」に反応。
私、週に1度、5-6時間、児童養護施設のボランティアをしていますが、
そこで何をしているか?というと、
「近所のおばちゃん」
をしに行ってるんです。
登録上、「学習ボランティア」という、
「子どもの勉強をサポートする役割」
で登録しているのですが、
通常の学習ボランティアとはかなり違う形態で関わっています。
(通常は、子どもと学習ボランティアをマッチングして、基本、1対1で勉強を教える、家庭教師のような形態をとるそうです。)
私の場合は、週に1度、決まったユニット(生活単位。8人くらいの子どもがいる)に、
夕方から就寝時間近くまで滞在し、
子どもが宿題をしたりお風呂に入るのを促したり、
ご飯のしたくや片付けなどを手伝ったり、
一緒にご飯を食べたりテレビを見たり、
遊んだりいろんな話をしたりと、
とても定義のしにくい活動をしています。
子どもたちですら
「せっきー(こどもたちは私のことをこう呼ぶ)、何しに来てるの?」
と訊いてきます。
「え?学習ボランティア・・・勉強はいつでも教えられるよ!」
と答えますが、
「知ってる!」
と言われるのみです。
私から勉強を教わったことがある子は
「知ってる!わかりやすいのも知ってる!」
と言いますが、言うのみです。
入所してきたばかりの子は、学習ボランティアだと自己紹介すると、勉強のことを話しかけてきますが、
「この人は勉強のことを話さなくても自分に関心を向けてくれる」
「理由をつけなくても、この人と話したいときに話すことができる」
と理解すると、勉強の話はしなくなります。
挙句の果てに、
「今日はせっきーが来る日だから、学校で宿題を終わらせてきた」
など、私の前ではますます勉強から遠ざかります。
でも、それでいいと思っています。
毎日いるわけでもなく、
職員さんのように自分たちの生活の自由度や処遇に直結する大人でもなく、
かといって大して同情もしないし、大して優しい言葉をかけるわけでもない(笑)
でも、
義務でも「聞いてあげるよ」という感じでもなく、
大して説教したり諭したりするわけでもなく、
そこで話したことが処遇に影響しないとわかっていて、
話したいことを話したいように話せる相手。
私にも、ずっと、そんな大人がいました。
というか、現在進行形でいます。
そして、そのことが私にとってはとてもありがたい。
だから、じぶんもそういう大人になれたらな、と思うのです。
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