札幌マルヤマンとコーチングと私(23)

こんにちは。薬剤師コーチの関口詩乃です。

このお話は「札幌マルヤマンとコーチングと私」
第1章:円山動物園に行くまでの経緯:(1)(2)(3)(4)(5)
第2章:円山動物園で見たこと:(6)(7)(8)(9)(10)(11) 、
第3章:講演実現まで:(12)(13)(14) 、(15)(16)
第4章:講演準備:(17)(18)(19)(20)(21)(22) の続きです。

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そして当日。

受付メンバーに後藤田コーチのことを念押しし、「何かあったら関口を呼んで下さい」と伝えた。

実は最前列に座ってほしいことを、後藤田コーチには何も伝えていない。

だまし討ちのようで恐縮だが、事前に伝えたら絶対に固辞されそうな気がしていた。

 

一方、会場設営をしながら、施設(ホール)の担当者に、

S「空調の効きにムラはありますか?」

S「このあたりの席は、風の通り道なったりしませんか?」

と、念のため確認。

 

ご本人が好きな席に座ったのであれば、「寒い」「暑い」と思えば自由に席を移動できる。

しかし、こちらが席を指定した場合、相手が途中で自由に席を変わる事を難しくさせてしまう。

更にどうやら「席が寒い」等のことは積極的におっしゃるタイプの感じではない。

むしろ、誰にも言わなそう。。。

SNSをチェックする中で、後藤田コーチのご体調が万全ではない可能性がある記載を見つけ、ちょっと神経質になっていた。

 

「会場に着いたらお電話ください」と言ったにもかかわらず、北川さんからの電話に気づかず直接来場させてしまったり(←ごめんなさい)、他にも起きがちないろいろなことはあったが、なんとか開場し、お客様が入り始めた。

(↑当日の円山動物園ブース)

 

そして、予想通り、受付メンバーからの

「関口さん、後藤田コーチが関口さんにお会いしたいそうです」

・・・そりゃそうだ。

 

まずは、はじめましてのご挨拶。

後藤田コーチ、とても紳士的ドキドキ

 

そして早速、

G「私はこのような席で聞くのは正直遠慮したいのですが…」

と、辞退のお申し出。

 

予想通りだ。

 

はっきり言って、こちらの都合でしかない。

3つの理由 のうち、2,3に関しては、後藤田コーチにとってはただの迷惑だ。

お気持ちはよく理解できる。

 

だが、ここで「そうですか」と言ってはいけない。

そして私も、決して打算だけで決めたわけではない。

 

S「北川さんにとって、この会場で親しい人は後藤田コーチしかいないんです」

S「知っている人(しかも多分親しくて好きな人)の顔が目に入ることで、北川さんは絶対安心できます」

S「北川さんを応援すると思って、ここに座っていただけませんか」

これも、本心だ。

 

・・・後藤田コーチ、折れて最前列に座ってくださった。

ありがとうございます!

 

控室の北川さんに後藤田コーチが来場されていること、最前列中央付近にお座りいただいたことを伝えると、「話の中で紹介しようかな」とつぶやく。

 

さて。

そろそろ開始時刻だ。

1年前、2014年のカンファレンスは、割り当て業務の関係で、当日はほとんど聞けていない。

 

今回、「北川さんの講演だけは聞く」と、だいぶ前から言ってあった。

(「わかったわかった」と周りがあきれるほどだった)

その甲斐あって(笑)、ここからの自分の役割は演者帯同にしてもらい、演者と共に会場の中に入った。

 

(続く)

 

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