人は、『寿命分のお金』を持って生まれてくる

こんにちは。薬剤師コーチの関口詩乃です。

お金の心配って尽きませんよね。
私もときどき、根拠なく不安に襲われます(笑)

でも、そんなとき、祖母が教えてくれた言葉を思い出します。

「人は、『寿命分のお金』を持って生まれてくる」

だから大丈夫だよ、という意味に、普段は使います。

同義語は
「子供は自分の食い扶持を背負って生まれてくる」
ですね。

例えば、こんなとき。

「うちにはお金がないから大学には行かせてあげられない」
と、もし、高校入学と同時に言われたら。

それが一生懸命勉強して入った進学校だったとしたら。

どんなに頭の良い子、成績が伸びる可能性のある子でも、
周りが大学進学を目指して頑張る中、
「どうせ勉強しても大学には行けないし」
と思ったら、勉強する気持ちも起きず、高3の受験時には、

「どんなに金銭的支援を受けられるとしても」

大学進学は難しいくらい学力が低迷している可能性が高いです。

「お金がなくても大学に進学する方法」を一生懸命考えた私としては、
こんなときこそ、

「人は、『寿命分のお金』を持って生まれてくる」
「子供は自分の食い扶持を背負って生まれてくる」

を思い出してほしいと思います。

自分の人生分のお金は持って生まれてくるのですから。

・・・だがしかし。

「人は、『寿命分のお金』を持って生まれてくる」
というこの言葉、全く異なる文脈で、やはり祖母から聞いたことがあります。

それは。。。私が見ても「祖母さん、弱ってきたなぁ」と思った頃。

「人は、『寿命分のお金』を持って生まれてくる」
に続き、

「だから、祖母ちゃんに、余計な治療はしないでくれ」

と言われました。

曰く、
「寿命分のお金が尽きたときが死ぬ時だ」
と。

「祖母ちゃんは、無理な延命はしないでほしい」
と。

お金があったら延命治療をしてもいい、ということではなく、
「祖母ちゃんの寿命には、延命も入ってないし、その分のお金も入ってない」
と。

どんな人生を送るかに応じて、同じ長さの寿命でもかかるお金は違うよね、と思っていましたが、
それを自分で選ぶことが大事なんだと、教わった気がしました。

そして、「延命治療」や「高額医療」というものについて、思わず考え込んでしまいました。
自分はどうしたいんだろう。。。と。

延命治療も高額治療も否定するつもりはありません。

ただ、どうしたいか、を、自分で決めたいと思いました。

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