頭痛に効く痛み止めは何?

こんにちは。薬のあらゆる「?」を解決する薬相談の専門家、
薬剤師コーチの関口詩乃です。

先日のTwitter「低気圧が来る時の頭痛は、
冷やして治らなければ痛み止めの薬を飲もう」

つぶやいたのですが、

「痛み止め、何がいいんだろう?」

と思い、調べてみました。

 

あ、ここでいう「低気圧が来るときの頭痛」は、
「不定愁訴」と言われるものです。
「病院で原因を調べてもらっても、
脳梗塞などの脳血管系の障害はないけれど、
原因がはっきりわからない頭痛」です。

 

頭痛はよく聞く症状ですが、
中には大きな病気のサインだったりすることもあります。

ですので、今まで頭痛と無縁だった人に頭痛が起きたら
一度は内科を受診することをおすすめします。

 

話をもとに戻して、頭痛時の痛み止めです。
いわゆる、

 

「偏頭痛の薬をもらっておくほどではないんだけど、
 今は痛み止めで抑えたいんだよね」

 

というときの痛み止めです。

それほど強くないけれど不快な頭痛
でしたら、市販の傷み止めで、
あなたが普段飲んでいるもので十分です。

 

痛み止めにも、効果の強弱はあります。
病院で手術後に処方される痛み止めは
「ボルタレン」や「インドメタシン」など、
効果が強いものが出されます。
でも、そこまで強いものは、副作用も強いくでることもあります。
そもそも、それほどの痛みが出る状況であれば、
医師が診察したほうが良い状態です。

 

しかし、「ノーシン」や「イヴ」や「バファリン」などなど、
市販されている痛み止めの成分には、それほど効果の差はありません。

だから、

「必ずこれが効く、絶対これがいい!」

という市販の痛み止めって、すすめようがないんです。

 

ここで一番大事なことは、

「私はこれが効くようだ」

が大事なんです。

 

その理由は、何の痛み止めが効くか?というのは、
人によって少しずつ違います。
更に、市販薬は数種類の薬を組み合わせています。
だから、

「友人Aさんにとって最も効果のある薬と、
あなたに効果のある薬が同じとは限らない」のです。

 

薬剤師コーチの私のオススメは、

初めて買う薬は、最少包装で試してみる

ことです。

 

「これがいい!」となったら、割引率の大きい、
大きな包装を買えばいいんです。

 

あっ、あと、何よりも。

 

「痛み止めは、我慢しないで、
 痛くなったらできるだけ早く飲む。
 むしろ、痛くなりそうだと思ったら飲む」

 

を心がけてみてくださいね。

 

痛み止め、痛みの信号になる物質が出るのを抑える働きはありますが、
出てしまった痛みの信号になる物質にはどうしようもありませんから。

 

痛み止めが効くかどうか、大きな要因は、この「服用タイミング」かもしれませんね。

 

PS

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