病院を選び間違えました(上)

こんにちは。薬のあらゆる「?」を解決する薬相談の専門家、
薬剤師コーチの関口詩乃です。

いつも、薬に関するエトセトラで生きている私ですが
・・・失敗しましたorz

先週のことです。
木曜日から親不知が痛み出し、
「アンタ、弱ってるよ」
と身体から言われているのは承知していました。
(体力が落ちているときって、頭が痛くなったり、

 

歯が痛くなったり首が痛くなったり、
自分の身体からサインを発されること、ありませんか?)

 

普段なら、食事や睡眠に気を付けて、
身体を休めれば1-2日で快方に向かうのですが。

 

翌日、金曜日になっても、結構な痛みのままでした。

念の為歯科医に行ったところ、
炎症を起こしているとのことで
(免疫力が下がることで普段は起きない炎症が起きる)
抗生剤を処方されつつ、痛み止めは自宅にあるならそれを飲んでね、とのこと。

家に帰って、抗生剤と、家にあった、
いつもらったか定かでない(←古い)ロキソニンのジェネリックも服用。

 

そして土曜日。

「うわぁっ!どうしよう!」
という感じに顔に皮疹が出ました。

疲れて免疫力が落ちているからなのか、
抗生剤か、
古い痛み止めか、
食べ物か、
と原因が思い当たり過ぎます。

親不知の痛みと、だんだん広がる痛痒い皮疹とともに土日を過ごしたのですが、回復せず(泣)

月曜日になっても良くならないどころかひどくなっているのと、
胸まで広がったのと、
いつもの疲れた時に出る蕁麻疹は膨疹で手足と体幹に出るのですが、
今回は顔だし膨疹じゃないし…と、
月曜日の朝、皮膚科を受診することを決意しました。

さて、どこの病院を受診しよう?

 

あなたならどちらに行きますか?

 

A)いつも行ってる内科
(皮膚科も診療科目として4番目に標榜しているが、確実に内科医)
B)地元で一番有名な皮膚科のクリニック

 

顔だし、痕が残ったら嫌だしなーと、
「詳しい先生がいいや」と思い、
B)の皮膚科クリニックを受診しました。

 

そして診察。
「接触性皮膚炎だね」
「顔の接触性皮膚炎は多くて・・・」
「他に問題ある?」⇒「胸の上も赤くなってるんです」
「かゆい?痛い?」
「かゆみは強い?」
「胸も治療する?」

という、先生ペースの一方的な会話というか、Yes/Noクエッションのあと、
「薬を出すので、塗って、飲んでください」
というお言葉。

その直後、横にいた看護師さんが
「お薬塗りまーす」
と、顔と胸に正体不明の何かをぺたぺたと塗る。

 

「今週の木曜くらいまでに良くなればそのままでいいです」
「治らなかったらもう一度来てください」
と言われて診察終了。

その後、会計とともに、
「塗り薬は1日2回朝晩、飲み薬は夜1回飲んでください」
と言われ、終了。

あぁ、失敗したな、と思いました。

この先生の診断と治療に問題はありません。

でも、私は
「失敗した」
「A)のいつもの内科の先生に行けば良かった」
と思っていて、
治療に、全く満足していません。

信頼関係のない先生に、いきなり説明もなく薬を塗られ、
私、明らかに不機嫌になっていました。

私、多分ね、安心したかったんですよ
「いつもと違って顔にアレルギー症状の皮疹が出ているけど、大丈夫かな?」
「次にこういうことが起きないためには、原因になっているものを
断定できなくても可能性が知りたいな」
そう思っていたんです。

この先生、皮膚症状には詳しいけど、私には詳しくないんです。

まず、「かかりつけの先生に診てもらう」
って、やっぱり大事だと思いました。

内科の先生に診てもらって、皮膚科の方がいいとなったら、
その先生に紹介してもらえばよかったんです。

私に効く薬も、体質も、その先生ならわかっていたし、
「私に」合わせた診察・治療をしてくれたのにな、と後悔しました。
(続く)

薬とコーチと解体新書ブログ
【さんぽうよし】のメルマガ

薬とコーチと解体新書ブログ【さんぽうよし】の更新情報をメールで受け取る事ができます。
メルマガでは【さんぽうよし】の更新情報の他に、薬剤師 関口詩乃が薬に関する情報提供を行っていきます。

健康になるために、もっと言うなら幸せになるために薬を服用しているはずなのに、薬を飲んでいるが故の不安を抱えている方はたくさんいます。

世の中の常識となっている薬についての知識・・・
それって本当に正しいですか?
薬や医療について本当の知識を得たい方へ、
薬とコミュニケーションと解体新書を関口が熱く語るメルマガです。
是非ご登録ください!

メールでさんぽうよしの更新情報を受け取る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*