札幌に来て思っていること

こんにちは。薬情報コンサルタントの関口詩乃です。

アカデミックコーチング学会と、秋の北海道大学の授業のため、日曜日から札幌に来ています。
(※写真はアジャンタのスープカレーです)

 

9月6日の震災の影響で、

「札幌に行って大丈夫?」

「そもそも授業あるの?」
(地震の翌週から小学校ですら授業再開しているのに、10月からの大学の授業が休みなわけなかろう)

等々、ご心配をいただきました。

たしかに、東京でニュースを見ていると、被害が大きかった地域の映像が繰り返し流れていますし、不便や不満や不幸な話の方がより報道されたり拡散されているので、仕方がないと思います。

 

一方、地震の後、ずいぶん早いうちから、

「風評被害による観光への打撃」が言われていました。

 

私も東京にいたときには、

「風評被害じゃなくて、普通にリスクマネジメントじゃないの?」と思い、

意地の悪い見方をすれば、「観光客用の避難所など、観光客が被災した場合の対応が想定されていなかった札幌に、停電が解消したからって、すぐに観光客を呼ぼうとか、無謀なんじゃないの?」

と思っていました。

 

ですが、札幌に実際に来て思ったのは、

当に、本当に、市街地は通常状態なんです!」

ということです。

 

札幌の友人に

「びっくりしたでしょ。あまりに被害がなくて

と言われて頷いてしまうほど、本当に普段のままなのです。

 

元々、雪対策の結果、地震にも強い建物が多いこともあるのかもしれません。

 

札幌に来る前は
「どうしても住めなかったら、一旦、東京に戻ってもいいし、キャンセルが相次いでいるというなら、市内のホテルの部屋があるだろう」
くらいに思っていましたが、自分の部屋で全く問題ありません。

強いて言うなら、
「備蓄を意識した皆様の行動の結果、ミネラルウォーターのペットボトルが若干品薄気味かな」
というレベルです。

 

オータムフェスト真っ最中の大通公園を歩きながら、

「確かに震災でキャンセルが相次ぐのは大打撃だし、風評被害と思うのも無理はない」

と思ってしまいました。

 

もちろん、被害のあった地域は、復興には長い時間や大きな支援が必要ですし、自分も何かできないだろうか、と思っています。

 

ただ、広い北海道、広い札幌を単一化、過度な一般化をしてしまうと、更なる(経済的な)被害を広げてしまうことにもなります。

 

場所が変われば、見え方が変わり、意見も変わりますね。

最初の情報で思いこまずに、常に違う視点を意識しようと改めて思いました。

違う視点と違う情報、あと、なによりも柔軟な想像力が大事ですね。

 

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