札幌マルヤマンとコーチングと私(7)

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こんにちは。薬剤師コーチの関口詩乃です。

このお話は「札幌マルヤマンとコーチングと私」
第1章:円山動物園に行くまでの経緯:(1)(2)(3)(4)(5)
第2章:円山動物園で見たこと:(6) の続きです。

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H先輩「看板とか、飼育員さんの手作りなんだ ・・・ずいぶん器用だな。

 

たしかに、先程から、園内いたるところで手作り看板を見かける。

記念撮影用、動物の名前、動物の説明、注意書き、などなど、いろいろな種類の色とりどりの手作り看板がある。

 

動物の説明文にしても、昔からある百科事典的な説明に加え、そのような手作り説明文がある。

そして、飼育員さんだからこその視点や内容は、とても面白い

 

X君は爬虫類の建物に入っていった。

H「ウチの子さー、今、ワニとかトカゲに夢中なんだよねー」

 

白状すると、私、昆虫の類はもちろん、爬虫類・両生類などが大の苦手だ。

一人ならワニやトカゲがいっぱいいそうな建物など、決して入らなかったと思う。

 

楽しげに駆け込んでいくX君を止めるわけにはいかず、ワニやトカゲを見るハメになった。

 

言い換えるとそこは、私にとってはほとんど見ることのない、しかも見たいと思っていないモノが並んでいるわけで、目は自然に案内文に向かう。

 

しかし「ナントカ大陸のナントカ川ナントカに生息し、ナントカではナントカ、大きな個体はナントカ・・・」と、説明も「へぇ、そうですか」という感じ。

私自身が興味がないのだから、説明を読んでも面白くないのは当然だ。

 

ところが。

X君がそばに来たと思ったら、暗記しているらしいその説明を読み上げ、その後、

「で、あそこにみえる***が+++っていうの」
「それと、ここの△△っていうのはあの□□でね・・・」

となかなかマニアックな説明してくれたのだが、これが予想外に面白い!

X君の熱心な解説のおかげで、建物を出る頃にはトカゲやワニとの距離が微妙に縮まっていた。

 

H先輩! どんな英才教育してるんですか?

 

H「ウチの子さー、好きなものにはとことん夢中になるんだよねー」

・・・えーと、今、
「ウチの子は自分(H先輩)にそっくりだ」
って言いました?

 

X君のこの知識、どうやって身についたんですか?

 

H「好きだから、解説覚えるほど見てるんだよねー」

・・・熱心なのはよくわかりました。

 

で、解説以外のトリビア的知識はどこでご入手を?

 

H「図鑑とか、ずっと見てるんだよねー。もう、ガン見でさ(笑)」

・・・なるほど。興味を持ったものの図鑑を買い与えてるんですね。

 

で、どんなマニアックな図鑑を買い与えたら、こんな面白げなトリビア知識が入手できると?

 

H「あー、Xが言ってたネタは、飼育員さんに聞いたの」

 

飼 育 員 さ ん が 教 え て く れ る、ですと?

 

円山動物園の飼育員さんは、
子供の自主学習の促進に寄与している
と!?

 

ふと見ると、飼育員さんの姿を見つけたX君、ダッシュで飼育員さんに近づいていき、なにやら元気にごあいさつ。

 

その後、飼育員さんと何事か話し、

「やったー!、△○×□(←聞き取れない)ゲット!」

と嬉しそうに興奮気味にH先輩の元に戻ってきた。

 

えーと、あの飼育員さんはお知り合いですか?
それとも、何か特別なお人ですか?

 

H「今さー、飼育員さんを見つけたら話しかけてちゃんとあいさつできて、クイズに正解すると(←この辺、うろ覚えです)、カードがもらえるんだよね」

 

つまりなんですか、

子供が飼育員さんに話しかけるきっかけや仕組みを作っている、ということですか?

 

飼育員さん個人の資質任せじゃなくて、
飼育員さんが子供の成長に関わる仕組みを動物園で用意している、ということですか?

 

飼育員さんの対人イメージと言えば、人間が動物に悪さをしないかどうか、遠巻きに見張ってるイメージですが?

 

H「詩乃ちゃん、それ、失礼だから(笑)」

・・・ごめんなさい。でも、ニンゲンにフレンドリーな飼育員さんなんて、悪いけど想像もしてませんでした。

 

H「円山動物園は、人による再生を目指してるからね」

 

(続く)

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