札幌マルヤマンとコーチングと私(6)

こんにちは。薬剤師コーチの関口詩乃です。

このお話は(1)(2)(3)(4)(5) の続きです。

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「園内が、なんとなく賑やかで明るい・・・」

というのが第一印象だった。

もちろん、雪景色の冬と、爽やかな陽射しの夏という季節の違いも大きい。

でも、あきらかにそれだけではない。。。

 

H先輩「人、増えたしょ?」

 

確かにそうだ。

行き交う人の多さにびっくりだ。

否、そもそも「人が行き交う」という状態に見えるほど人がいる

 

H「円山(動物園)は今、人を呼ぶ工夫をしてるんだ」

S「・・・宣伝とかってことですか?」

H「それもあるけどね」

H「どっちかっていうと、お客さんが自然と(円山動物園に)来たくなるようなしくみを作ってるんだ」

 

そう言いながら、目の前のオラウータン舎で立ち止まる。

あれ?ここ、こんなにきれいだった??

 

H「ここは改装したんだよね。きれいになったしょ?」

S「確かに。明るくなりましたね」

 

明るくなった、どころではない。

地面は土に、コンクリート柵ではなくアクリルガラスになっている。

しかも、木が植わっていてロープがあり、お隣の大きなオラウータンは絶好調で遊んでいる。

 

H「行動展示っていうんだ」

H「動物がその動物らしくいられるための環境を整えてるんだ」

S「旭山動物園でやってるやつですか?」

H「あそこもそうだけど・・・あそこは箱モノがすごいよねー」

S(やっぱりH先輩の前で旭山の話は出さない方がよさそうだ・・・)

 

H「それだけじゃないんだ」

H「見える?」

 

えっ?何がですか???

っていうか、なぜこんなにオラウータン舎に人が群がってるんだ??

 

・・・オラウータンの赤ちゃんがいる!!!!!

 

H「かわいっしょ」

ええ、そりゃもうっ!!ラブラブ!
と、そのとき、オラウータン舎の中に、ツナギを来た人が登場。
カメラで写真を撮っている。

 

S「何やってるんですか?あの人」
H「飼育員さん。オラウータンも慣れてるっしょ」

・・・H先輩、オラウータンが慣れてる人間かそうじゃないかわかるくらい、円山動物園に来てるんですか?

 

H「ああやって可愛い写真撮って、ブログに載せて、そのブログを見て『かわいいードキドキ』って思った人がまた動物園に来るんだわ」

 

円山動物園では飼育員さんが動物の成長ブログを書いていた

 

H「飼育員さんはねー、ほかにもいろいろ頑張ってるんだわぁ」

H「たとえばさ、そこに餌があるでしょ?」

と、H先輩、アクリルガラスの土台(地面から30cm位の高さのコンクリート)の上に置かれた果物らしき餌を指差す。

 

H「あそこに餌を置くと、お客さんに近い(アクリル板1枚で隔ててるだけ)ところで、餌を食べてくれて、それをまた『かわいいーラブラブ』って見るわけよ」

H「で、ファンになって、また来る、と」

 

お客さんが自然にまた来たくなる仕組み?

行動展示?

飼育員さんが写真とブログ??

餌の置き方の工夫???



1日中でも眺めていそうなほどオラウータンの赤ちゃんにメロメロな私に
H先輩は「時間ないから行くよ」と声をかけ、
私たちは、待ちきれなくてすでに次の場所に走り出していたX君を追いかけるように移動した。

(続く)

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