飲んでいる薬がジェネリックかどうかの見分け方

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はじめまして。薬の?を解決する薬マニア薬剤師、関口詩乃です。

この何年間かで、私が最も衝撃を受けた質問が
「薬局に薬をもらいに行ったら、『ジェネリックに変えますか?』って訊かれたけれど、そもそも、自分が普段飲んでいる薬が、ジェネリックなのかメーカー品(先発品)なのか、どうやったらわかるんですか?」
というものでした。

実は・・・だいたいの場合、薬の名前の意味するところはわからなくても、名前からジェネリックだと簡単にわかります。
(※当てはまらないものもあります)

名前の最後が「○○○」となっているものはジェネリック医薬品。

これだけです。

この○○○には、そのジェネリックを作っている会社の名前が漢字やカタカナやひらがな、アルファベットの略号で入ります。
(例:「杏林」「トーワ」「あすか」「AFP」など)

なぜか?と言うと、2005年以降に申請されたジェネリック医薬品は、このルールに従って名前が付けられていますし、
それ以前からあった、各社が好きな名前をつけていたジェネリック医薬品も、2012年以降、このルールに沿った名前に少しずつ変更するように要請されているからです。

このルールでは、ジェネリック医薬品は
成分名 + 含有量 + 「メーカー略称」
というルールで名前をつけなさい、となっています。

冒頭の質問、訊かれて最初は、「えっ?薬を見ればわかるじゃん!」と思いました。
でも、言われてみれば、薬にも処方箋にもどこにも「先発品」「ジェネリック」とは書いていない。
薬局で「ジェネリック(後発品)に変えますか?」と訊かれることで、初めて「自分はジェネリックじゃない薬を飲んでいたんだ」とわかる。

このルールを知っていても知らなくても、日常的に薬に触れている人ならば、自然にジェネリックかどうかわかります。

薬剤師も。
ジェネリック普及を目指す人たちも。
ジェネリックに反対する人たちも。

あまりにも当たり前だから。

しかし、それ以外の場合には、処方された薬がジェネリックかどうかなんてわかりません。

薬の名前に関するルールや、そもそも、薬の名前を見てそれが成分の名前だと理解できることが当たり前の「専門バカ」の中で生きてきた私にとって、冒頭の質問は衝撃であり、
次に「そりゃぁそうだ」と思い、
さらに「薬についての一般的な関心はもっと低い中で、患者さんにジェネリックにするか選びなさい、というのは、黒柳徹子さんのジェネリック普及CMだけじゃ解決しないかもしれないな」と思いました。

ジェネリックかどうかを選ぶ前に、あなたの飲んでいるその薬、メーカー品ですか?ジェネリックですか?

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