ドラッグストアの看板からわかること

こんにちは。
薬情報コンサルタントの関口詩乃です。

先日「1年365日、薬のことを考えている」と言いましたが、本当です。

例えば
東海道新幹線で東京駅を出発したとします。

ドラッグストアの看板を見ていると、だいたいどのあたりを通過中なのか、見当がつきます。

 

例えば、有楽町のあたりを通る頃から、青地に黄色、赤い薬の文字の「マツモトキヨシ」の看板が見えます。


今や全国にあるマツキヨですが、本社は千葉県松戸市、もともと千葉県西部から始まったドラッグストアです。

マツキヨの看板の配色が、店舗によってときどき違うのは、資本提携やフランチャイズなどの違いなんだろうか?なんてことを考えています。

 

神奈川県に入る頃から、水色に白文字のHACドラッグの看板が見えてきます。

(画像はHACドラッグ様トップページよりお借りしました)

HACが見えてくると、神奈川から静岡県を通過中なんだなぁと気づきます。

昨年9月にイオングループのウェルシア薬局に吸収合併されたので、だんだんウェルシアに切り替わっていくんだろうなぁ、1970年代に日本で初めて大型ドラッグストア店舗を出店したのはHAC(の前身)だよなぁ、などとぼんやり考えています。

 

緑と黄色の杏林堂の看板が目立ち始めると、浜松に近づいたんだなと思います。

(写真は杏林堂様のホームページよりお借りしました)

大手ドラッグストアによる業務提携や合併が進む中、地場のドラッグストアチェーンが独立を保ってるんだよな、等々思っていると、ようやく新幹線が静岡県を抜けていきます。
(余談ですが、静岡県にはのぞみが停まらないのに新幹線駅が6つあり、走っても走っても静岡県だよね、と思います)

 

その後、愛知県に本拠地を持つ、赤と緑のスギ薬局グループの看板が目立ち始めます。

あぁ、もうすぐスギ薬局本社がある三河安城駅だ・・・と思っていたのですが、スギ薬局本社、昨年移転して、三河安城の駅前じゃなくなったんですね。

 

だいたいこんな感じで東京から三河安城までの新幹線の車内を過ごしているのですが、あなたは、新幹線の車窓から、何を見ていますか?

人は見たいものを見るとはよく言ったもので、何を見ているかは、イコール、あなたが何に興味を持っているか、なんですね。

 

私の場合、普段でも、場所を案内するときについ、

「駅を降りて、ツルハを通り過ぎて、アイン薬局の角を右に曲がってください」

というような案内をしてしまうことがあります。

 

私にとってはこれ以上ないランドマークなのですが、

「ツルハ?あった?? 調剤薬局がたくさんあるけど、アインはどこ?」

と言われると、薬局やドラッグストアを意識して歩いている人は思っているよりも少数派なんだなぁと、改めて思います。

同じ場所で同じ時間に同じ景色を眺めていても、隣の人には自分と全く違う景色が見えているのかもしれませんね。

 
 

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